予防歯科への疑問や不安を解消するために

歯科医院のホームページを見ると、近ごろは必ずと言ってよいほど「予防歯科」という表示が目立っています。
全ての歯科医院で効果が期待できる、快適な口腔健康管理が受けられるでしょうか?予防歯科は今までの歯科治療の延長線上にはありません。ぜひ、疑問を解消して先進性がある本格的な口腔健康管理を体験をしてください。

Q:そう言いながら…、本当は治療を目的としてませんか?

A: むし歯や歯周病があれば、まずお知らせをします。むし歯治療の獲得を目的とする予防歯科ではありませんので、他院の治療が完了してからの受診をお勧めしてます。そのような方こそが、むしろ当センターの得意な利用者となります。

さらに、私たちは先端歯科治療を含む総合歯科から、機能特化をして他医療機関と連携する、口腔健康管理を中心とした施設です。特に重度のむし歯治療については、初診時から連携医療機関をご紹介する対応をしています。

Q:歯科衛生士のクリーニングは痛くないですか?

A: つらい症状になってからの治療と違い、痛みを感じるほどの処置そのものが皆無です。
治療が一旦は完了して安定期となった皆さんに、予防歯科では継続的な口腔ケアーを歯科衛生士が丁寧に優しく続けていきます。したがって、麻酔も原則として使いません。
そもそも、痛みを伴う処置そのものを、できるだけ避けようと配慮をしてますので心配はありません。

Q:歯石取りは血が出ませんか?

A: 歯周病のつらい症状から安定した状態では、歯ぐきの血はほとんど出ません。また、歯科衛生士は血が出るほど無理をして一度に歯石は取りませんのでご安心ください。

Q:歯石がありそうで恥ずかしいです。

A: 中学校ころから学業と部活や仕事などで継続的な口腔ケアーが途絶えてしまう方は、歯の内側や隙間にたくさんの歯石があることもしばしば見受けられます。
20歳代、30歳代、40歳代と年齢に関係なく、気になった時を機会として、口腔健康管理の取り組みをはじめてお口を健康に綺麗にしておくことが、歯周病をはじめとするお口のトラブルの予防や健康増進につながります。

Q:歯石除去は何歳からすれば良いでしょうか?

A: 歯が生えてくる頃から年齢に関係なくお勧めします。歯石は年齢とは関係なく生活をしていれば誰にでも、いつのまにかついてしまうものです。
特に小児についてはまだ歯が柔らかく虫歯になりやすいために、あわせてフッ素やシーラントのような積極的な予防策をおこない、一生涯つかう永久歯を保護することもできます。

Q:お金がたくさんかかりませんか?

A: 健康保険を使う場合であれば、概ね3,000円ほどの負担金です。
多くの調査により、歯の定期クリーニングをされている方の生涯医療費総額は、痛くなってからの通院を繰り返す方よりも大幅に安価であるという結果が発表されています。
北欧諸国を始めとする海外のほとんどの先進国でも、医療水準は維持しながら医療費を抑制するため、予防歯科での定期的な継続クリーニングによる受診に主流が移行しています。

 

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